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用語集

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は行

配当

はいとう
会社が株主に対して行う利益の分配のことを配当と言います。一般的に企業は当期利益の一部を配当として株主に還元し、残りを会社の今後のために使用しますが、業績の悪い企業は配当のない無配というケースも多くあります。また、成長性の高い企業が当期利益の全額を先行投資に振り向け、配当をゼロにするという場合もあります。なお、企業が発表する予想配当額はあくまで予想ですので、必ずしもその配当が保証されるものではありません。

配当控除

はいとうこうじょ
配当控除とは、確定申告の際に総合課税を選択することによって、国内株式の配当金に対して適用される税額控除のことをいい、法人税と所得税の二重課税にならないように設けられた制度です。基本的に国内株式の配当は、企業の税引き前の利益に対して定められた税率をかけて法人税の額を算出し、それを引いた残りの純利益額を株主に分配するものとなっています。これにさらに所得税がかかってしまうと、法人税と所得税の二重課税になってしまいます。この二重課税の問題を防ぐために設定されているのが配当控除です。

配当性向

はいとうせいこう
配当金として支払った額÷当期純利益額で算出することができ、企業が株主に対してどれだけ還元しているのかを表す指標の一つです。

配当利回り

はいとうりまわり
年間の配当金を株価で割った比率を配当利回りと言います。株式自体の値上がり、値下がりによる損益を無視し、株価に対してどれだけの配当があったかを知るためのものです。配当重視の株式投資をするなら、年間の配当額とともに配当利回りに注目することも大事です。

端株

はかぶ
1株未満の株式のことを端株と言います。株式分割や株式割当などによって発生することがありますが、株券電子化(2009年1月実施)に伴い端株を整理しなければならなかったため、現在では端株の制度を採用している上場会社はありません。

始値

はじめね
始値(はじめね)は株式市場において、取引開始後最初に付いた値段のことです。寄り付きとも呼びます。

発行日取引

はっこうびとりひき
発行日決済取引とも言いますが、株式分割、株主割当増資、公募増資が行われる際に発行される新株券について、その新株券が未発行の段階で行う売買のことを言います。新株券が実際に発行されるまでには時間が掛かりますので、その間の株価変動リスクを回避するために未発行段階での取引を行います。決済は新株発行後に、同時に行われることになります。

パッシブ運用

ぱっしぶうんよう
運用目標とするベンチマーク(株式指標)に連動した値動きを目指す運用方式を示します。インデックスファンドやETFなどで用いられ、一般的に運用コストは抑えられます。対義語としてアクティブ運用があります。

パフォーマンス

ぱふぉーまんす
株や債券などのある一定期間の運用実績のことをパフォーマンスと言います。パフォーマンス評価には非常に多くの種類の評価方法がありますが、資産運用でどれくらいの成績を上げたかを客観的な基準で評価することが重要です。企業年金のパフォーマンスを専門に評価する機関、投資信託のパフォーマンスを評価し、個人投資家向けに評価情報を提供している会社などもありますので、これらの信頼できる機関の評価を手に入れることも良いでしょう。

バリュー投資

ばりゅーとうし
割安株投資のことです。会社の企業価値よりも株価が割安になっている銘柄を保有し、中長期的にリターンをあげる運用戦略です。財務分析を行うことにより投資の意思決定を行います。

販売会社

はんばいがいしゃ
投資信託の購入や換金、収益分配金、償還金の支払い等を行う企業のことで、具体的には証券会社や銀行、保険会社などを指します。投資信託の販売(募集)は委託会社も直接行っていますが、多くはこれらの販売会社を通じて販売されます。投資信託の内容やリスクの説明、アドバイスなど、投資家のために販売会社は重要な役割を果たしています。

販売手数料

はんばいてすうりょう
証券会社などで投資信託を売買する際には通常、手数料がかかります。 投資信託ファンドの手数料の取り方には販売時、売却(解約)時、保有残高に応じて毎年取るものがあり、販売時に手数料を取るケースが一般的なようです。最近では販売手数料が無料のノーロードファンドも増えてきています。

引受シンジケート団(引受シ団)

ひきうけしんじけーとだん(ひきうけしだん)
有価証券の発行もしくは売出しに際して、売残りの危険を分散することや販売力を強めることを目的に、複数の引受業者が集まって結成するのが引受シンジケート団です。略して、引受シ団または単にシ団ともいいます。

日々公表銘柄

ひびこうひょうめいがら
日々公表銘柄とは、毎日、信用取引残高の公表を行われる銘柄のことです。通常であれば信用取引残高の公表は1週間に1度とされています。信用取引残高を毎日公表する理由としては、信用取引での売買が増加していて、相場にやや過熱感が出てきてしまっているので注意喚起の意味も込めて行われているとされています。

ファンダメンタルズ

ふぁんだめんたるず
ファンダメンタルズとは日本語に訳すと、経済の基礎的条件となります。経済状況や経済活動を表す指標とされています。国や企業などの状態を表す指標でもあります。ある国の経済状況を知るためには、経済成長率や物価の上昇率といったもの、また、失業率や財政収支の黒字(赤字)率などの経済指標を読み解くことによって知ることができます。また、対象が企業になれば売上や利益、バランスシートといった財務状況や業績状況によって読み解くことができます。

ファンドオブファンズ

ふぁんどおぶふぁんず
投資家から集めた資金を、複数の投資信託に分散投資する方法です。簡単に言えば「投資信託に投資する投資信託」で、1つの投資信託に投資をすることによって複数の投資信託に投資することと同じ効果が得られるため、リスク低減効果を得ることができます。一般的な投資信託では、複数の株や債券といった有価証券を購入することで分散投資効果を高めますが、ファンドオブファンズでは複数の投資信託に投資することで、さらに分散投資効果を高めることができます。ただし、ファンドオブファンズへの投資は、実質的に投資信託を二重に購入することになります。そのため、一般的には運用コストが通常の投資信託よりやや割高になります。

ファンドマネージャー

ふぁんどまねーじゃー
運用会社や金融機関において、投資家から集めた資金の運用を担当する立場の人を指します。実際に証券会社や金融機関に注文を出して売買するのではなく、ファンド資金(預かり資金)の運用方法について意思決定するのが主な業務です。ファンドの形態によって必要とされる能力は分かれますが、基本的に投資・運用に関する幅広い知識と経験が求められます。

ブックビルディング

ぶっくびるでぃんぐ
ブックビルディングは、投資家の皆さまの需要を積み上げた結果を勘案して、募集および売出しの価格を決定する制度です。ブックビルディング期間において、投資家の皆さまから需要申告を受け付けます。

不動産投資信託証券(REIT)

ふどうさんとうししんたくしょうけん(りーと)
(Real Estate Investment Trust)

投資家から集めた資金を賃貸ビルなどの不動産で運用し、そこから生じる賃貸料収入や売却益を投資家に分配する金融商品のことです。株式投信や公社債投信の運用対象が不動産になったものと考えれば分かりやすいでしょう。個人では難しかった不動産投資が、REITの登場で比較的無理のない金額で可能になりました。不動産の専門家が複数の物件に投資して運用するので、リスク分散の効果があり、相対的に高い利回りが期待できます。株と同じように4桁の証券コードが割り当てられており、東証での売買が可能。ただし、市場で取引されることから必然的に価格変動リスクが発生するので、市場価格が購入価格を下回る可能性もあります。

プライマリーバランス

ぷらいまりーばらんす
基礎的財政収支といい、英語でPrimary balance。国の収支状態を見るもので、国債の利払いと償還費を除く一般歳出と、国債発行による収入を除いた税収などの歳入の収支を示します。一般歳出が税収より多い場合、国債の収入をあてることになり、この状態をプライマリーバランスが赤字と呼びます。

プラザ合意

ぷらざごうい
アメリカが巨額の財政赤字と高金利によるドル高から膨大な貿易収支の赤字に見舞われていた1985年、ニューヨークに先進5か国蔵相が集まり、為替レートの安定に関する取り決めた内容がプラザ合意です。会議に出席した国はアメリカ、西ドイツ、フランス、イギリス、日本で、プラザホテルで開催されたため、その名称となりました。具体的には基軸通貨のドルに対して、参加5カ国の通貨を一律10~12%切り上げました。

ブル

ぶる
ブルとは雄牛の意味です。雄牛角が下から上へと突き上げるイメージを元に強気相場のことをブル相場と呼んだりします。また、上昇トレンドをブルトレンドとも呼びます。反対に弱気相場のときには、ベア相場と呼んだりします。これはベア(熊)が鋭い爪を武器に手を上から下へ振り下ろすイメージからきています。

分配金

ぶんぱいきん
投資信託において運用資産のなかから購入者に分配を行う資金のことです。分配金の原資は運用結果に応じて増減するため、公開されている分配金の実績や分配金利回りなどは過去および現在の運用状況をベースに算出した目安であり、将来に渡って補償されるものではないことに注意が必要です。

分散投資

ぶんさんとうし
リスク管理のため、いくつかの銘柄に資金を分散して投資することを分散投資と言います。どんな株でも、思わぬ事故やトラブルで株価が急落してしまうことがありますので、分散投資を心掛けることにより、1つの銘柄が暴落しても致命的な打撃にはならない可能性が高くなります。ただ、一方で特定の銘柄などが大きく値上がりしても、他の資産が値下がりすればその値上がり分が相殺されてしまうという難しさもあります。様々なリスクを考えると、分散投資は中長期投資での有効な手法ではないでしょうか。

分配型投信

ぶんぱいがたとうしん
投資信託の中には、分配金を定期的に受け取れる「分配型投資信託」と呼ばれるものがあります。その中でも毎月分配が行われる「毎月分配型投信」は根強い人気があるようです。ただし、毎月分配型投信は運用成果以上の分配を出すための元本の取り崩しによって、基準価額が下落する場合があることも知っておいた方が良いでしょう。

ベージュブック

べーじゅぶっく
正式名称は、地区連銀経済報告といいます。アメリカ合衆国を12の地区に分け、それぞれの地区を管轄する連邦準備銀行が自行の管轄する地域経済の分析・報告データをまとめたレポートを指します。12地区はアトランタ、ダラス、シカゴ、ボストン、リッチモンド、ニューヨーク、フィラデルフィア、クリーブランド、カンザスシティー、ミネアポリス、サンフランシスコ、セントルイスです。報告書用紙の表紙がベージュ色のため、ベージュブックと呼ばれています。年に8回、FOMCが行われる2週間前の水曜日にFRBによって公開され、これを参考資料のひとつとして会合内容が練られるため、注目度は高い傾向にあります。

ベア

べあ
相場が下げ気味にある状態、あるいは「相場が下落する」との弱気な見方をベアといいます。ベアは英語のスペルで、bear=熊を指し、攻撃時に立った姿勢から腕を上から下へ振り下ろす動作から名付けられました。逆に相場が上げ気味、ないしは相場が上昇する強気の見方をブル(bull)=牛、と呼びます。これは、牛が角を使って相手を突き上げる動作から名付けられました。

ペイオフ

ぺいおふ
金融機関が破たんしたときに、預金保険機構が預金者に預金の一定額を払い戻すこと。預金保険機構とは、金融機関の破たんに備えて金融機関から保険料を徴収し、それを資金に預金者を保護する組織です。当座預金や利息のつかない普通預金は決済用預金として全額保護されます。しかし、定期預金や利息のつく普通預金などは、1金融機関での預金者1人当たり元本1千万円までとその利息までになります。外貨預金や投資信託などは預金保険の対象外なのでペイオフの対象にはなりません。

ヘッジ取引

へっじとりひき
機関投資家などは、現物株式の価格変動リスクを先物の売買によって回避するという手法を取ることが多くあります。このような取引のことをヘッジ取引と言います。例えば株式相場の値下がりが懸念されるとき、自分の保有しているポートフォリオ相当分の株式先物を売却する取引を行います。このヘッジのことを「売りヘッジ」と言いますが、現物株の相場が下がって保有株式に損失が出ても、あらかじめ先物を売っているので先物で損失をカバーすることができます。逆に株式相場の値上がりによるリスクを回避したい場合には、 株式先物を購入する「買いヘッジ」という方法が用いられます。

ヘッジファンド

へっじふぁんど
機関投資家や富裕層などから資金を集め、株式、債券、不動産など様々な対象に投資し、運用益を投資者に還元するファンドで、絶対収益を上げることを目指して運用されます。通常、限られた投資家を対象に募集されます。

ベンチマーク

べんちまーく
投資信託を運用の際、指標としている指数のことをベンチマークと言います。例えばあるファンドがTOPIXをベンチマークしているのなら、そのファンドはTOPIXの騰落率を上回る運用成績を目指していることになります。運用成績が上回れば、「ベンチマークを超える運用成績を残した」と言えるわけです。こうしたベンチマークはファンドにより異なりますが、ベンチマークを決めているファンドの場合には目論見書に記載があるので、これを確認することでどのようなベンチマークを採用しているかが分かります。

ポートフォリオ

ぽーとふぉりお
元々は紙バサミや折りカバンの意味でしたが、企業や個人が保有する証券をこれらに挟んで保管していたことから、保有者ごとの資産の一覧表という意味で使われるようになりました。さらに現在では、安全性や収益性を考えた有利な分散投資の組み合わせという意味で使われることが多いようです。リスクとリターンの観点から、効率的に組み合わせた運用をポートフォリオ運用と言い、様々な商品を組み合わせることで、よりリスクの少ないポートフォリオを組むことができます。

貿易収支

ぼうえきしゅうし
自国が貿易によって得た収入を表す数値のことです。輸出額が輸入額を上回れば貿易黒字になり、輸出額が輸入額を下回れば貿易黒字となります。貿易収支はその国の財政を知るうえで重要な判断材料となる指数のため、世界中から注目されている数値でもあります。

保護預り

ほごあずかり
証券会社などの販売会社が、受益者である投資家から投資信託を預り保管することを言います。保護預りされた受益証券は、販売会社の財産とは分別して保管するすることが法律で義務付けられています。万が一、販売会社が破綻してしまった場合でも、その債権者が保護預りされている受益証券を差し押さえることはできません。

ボリンジャーバンド

ぼりんじゃーばんど
株価の上下動の流れを判断するためのテクニカル指標です。1980年頃、ジョン・ボリンジャー氏が編み出した株価の指標で、「株価の大半がチャートで現される帯(バンド)の中に収まる」との理論からなり、統計学から導かれています。このチャートで現されたボリンジャーバンドの中で、移動平均線から株価が大きく離れた場合、高くなると「売り」、安くなると「買い」と投資判断の参考に用いられます。

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