人材育成 – 岡三証券株式会社リクルート

「志」は、行動で示す。

人材開発部×人事部対談

社員の成長を第一に考え、育成に力を入れている岡三証券。
ふたりの部長が人材への想いを語ります。

< 人材開発部 >

青山美都

< 人事部 >

宮永憲一

Discussion 01

価値創造の原動力。だから、「社員大事」を貫く。

宮永

「人生100年時代」の到来とともに、長寿化を前提とした資産運用が求められるようになりました。一方でお客さまの資産形成、資産運用、資産継承に対するニーズは多様化し、さらに高度化しています。確かにテクノロジーの進化はめざましく、岡三証券でもデジタルツールの活用が進んでいますが、それらを活用するのは「人」ですよね。

青山

私たちの仕事は、相手の立場を理解し、共感することからはじまりますよね。お客さまが何を望み、どのような未来を思い描いているのか。そして、その未来を実現するために何が重要なのか。金融・資産運用のプロフェッショナルとして氾濫した情報から「本当に大事なもの」を選別していく。いつの時代も岡三証券の価値は人材によって創造されてきました。物事の見方や情報の捉え方を変えるだけで、可能性は一気に広がるものです。

宮永

岡三証券は創業来の経営哲学として「お客さま大事」を掲げていますが、同時に社員を大切にするという伝統を貫いてきました。社員の働きがいを促進し、自律的な成長に向けた教育研修の仕組みを構築し、社員が安心して業務に取り組める職場環境を整えていく……。社員が長く勤めることに誇りを持てる企業を目指しているところです。

青山

近年では、一人ひとりのチャレンジを後押しする体制がますます充実していますよね。パフォーマンスに応じた給与制度はもちろん、若くして役職に就く人も多くなりました。年功序列ではなく、実力があれば積極的に任せていく。そんな意志を行動で示していると感じます。

Discussion 02

「真っ直ぐな想い」に、応えていく。

青山

一方で岡三証券の人材力を高めていくには、「どんな人材を採用するか」も重要な要素ですよね。人事部門ではどのような「資質」を求めているのでしょう？

宮永

そうですね、パーソナリティはもちろん、とくに3つの「行動要件」を重視しています。「シンプル＝本質を追求し、分かりやすく伝えているか」。「共感＝お客さまや仲間、一人ひとりに傾聴し、心を通い合わせているか」。「やり切る＝情熱を持ち、粘り強さを発揮できているか」。岡三証券のハイパフォーマーたちは、誰もがこうした特徴を持っているように思えます。

青山

三つの要素に加えて、先入観に惑わされず、素直に誠実にお客さまに向き合う「ピュアさ」。そして、好奇心旺盛ですぐに行動を起こせる「チャレンジ精神」が必要だと私は考えています。お客さまの懐に躊躇なく飛び込んでいって、私たちの常識を軽々と超えていってしまいますから。

宮永

岡三証券で活躍する社員に共通していることは、その原動力が自分ではなく、他者であることだと思っています。自分自身の成長や利益を第一に考えるのではなく、お客さまや同僚への貢献を第一に考える。その結果として自らも大きく成長できる。「何のために」という明確な目標が、学び続ける意欲につながっているように感じますね。

青山

若手の多くが、明確に「やりたいこと」や「志」を持っているように感じています。だからこそ、「ひょっとすると」という肯定的なスタンスで自発的に考え、行動力していける。自分にとっての強い軸が、好循環を生んでいるのではないでしょうか。「どうせできない」という否定的なスタンスで、指示があるまで行動できない人では、なかなか活躍することはできません。

宮永

そうですね。私たちの世代からすれば、「少し生き急いでない？」というくらい、真っ直ぐなものを持っていますから。青山さんは最近まで支店長として最前線で活躍していましたよね。そうした若手の意欲みたいなものを実感する機会も多かったのでは？

青山

そうですね。たとえば、新しい商品・サービスをお薦めしていこうとなったときに、まだ知識は不足しているけれど積極的に挑戦したいという人が増えてきたように感じます。退勤時に「出待ち」されて、「支店長、私も挑戦してみたいんです！」なんて熱く語られたこともありましたよ。一方で、すぐに正解を求めてしまうマイナスの面も存在していると感じています。優秀であるがゆえに、正解を与えてもらいたがる。そんなときには「あなたはどう思うの？」と自らの頭で考え、答えを創っていくことを促すようにしているんです。

Discussion 03

一人ひとりの成長を見守っていく。

宮永

岡三証券は社員の育成・研修に多くの予算と時間をかけています。中でも若手社員の育成は充実していて、入社後３年間の徹底的な研修体系と、その後の階層別の研修、そして選択可能なさまざまな研修機会を提供することでキャリアの基盤を支えています。他社との差異化を進め、お客さまに選んでいただける証券会社になるために、人材開発部ではどのようなことを重視しているのでしょう？

青山

アウトプットありきの学びを提供することですね。知識やスキルを学ぶことは、相手の立場を理解するうえで必要不可欠ですが、いくらインプットの機会を設けても、それを現場で活かすことができなければ意味はありません。意識しているのは、現場で直面する悩みを解決する手助けとなるような研修を行い、即実践したくなる知識を提供することです。若手に向けて毎年開催されている「Job Meeting」はその代表的な取り組みだと言えます。それぞれが抱える悩みを相談する機会を設けることで、アウトプットの可否を確認する。そして、現場のリアルを把握し、研修内容も充実を図っていく。市場やお客さまのニーズが変化を続けている中で、研修も柔軟にアップグレードしていかなければいけませんから。

宮永

ただ知識を提供するだけでなく、現場でのアウトプットを意識する。だからこそ、各支店との連携も密に取っていますよね。担当するお客さまや、上司のマネジメント、支店の先輩たち次第で、人材の成長度も大きく変わってしまうもの。環境や運に左右されることなく、一人ひとりの成長にコミットするそんな覚悟を私たちは持っています。

青山

そうですね。すべての人材に、今よりもひとつ上のステージに到達してもらいたい。私たちは、そんな想いをもって自らのミッションに向き合っています。たった一度の研修や、単独の部門だけでなく、みんなで若者の成長を支えていく。「社員大事」の風土は、今なお変わることのない私たちの長所だと思っています。

宮永

お客さまも、社員も大切にする。証券ビジネスを通じてサステナブルな社会実現に貢献していく。それが岡三証券という会社です。この仕事には、この上ないやりがいがあります。誇りある金融のプロフェッショナルとして世の中に貢献したい。チャレンジする姿勢を貫き、成長を遂げたい。そう願う人にとっては、最高の環境があると自負していますし、それを支えていくことが私たちの使命ですからね。

青山

その通りですね。私たちは、これから入社してくる皆さんの想いを受け止め、支えていかなければいけません。岡三証券の社訓は「顧客の心に飛び込め」というフレーズで締めくくられています。先入観なくお客さまの心にまっすぐ飛び込んでいける。そんなピュアな人たちと共に働ける日を楽しみにしています。

プロを育てる教育体制

岡三証券では、すべての社員を証券のプロフェッショナルに育成すべく、充実した研修制度を用意しています。
研修体系は、「キャリア別研修」と「能力開発研修」に大別され、ステージごとに必要となる知識、スキルを習得できるようバックアップしています。とくに新入社員に対しては、1年間の研修期間を設定しており、金融や経済に関する知識の有無にかかわらず、将来にわたって活躍できる基礎を築けるカリキュラムを整えています。
「自分を高めていきたい」「自分の力で勝負したい」。主体的に成長したいと考える人材にとって、岡三証券は最高のフィールドだと言えるでしょう。

1年社員研修

集合研修やオンライン研修を通じて、年に複数回行います。まずは業務を行う上で必要なビジネスマナーから金融商品、コンプライアンスなどの基礎知識を習得していただきます。更に実務で活かせるよう実践スキルを学び、投資アドバイザーとしての基礎能力を養っていきます。

２・３年社員研修

金融専門知識の取得、営業実践能力の向上、税制、財務諸表、プレゼンテーションスキルなど、より実践的な研修を行うことで業務一連の流れを把握し、行動に落とし込むことを目的としています。

副主任・主任研修

副主任・主任として求められる役割を把握し、理解を深めていく研修です。副主任研修では、フォロワーシップを中心に、チームで協力する上で必要な自発性を磨いていきます。主任研修では、リーダーシップ能力の向上や、人を動かすためのコミュニケーションスキル等の習得を図ります。

OJTトレーナー研修

若手育成の要であるOJT制度のトレーナーは「対話」を通じて若手社員の主体性を引き出し、考える力を培い、組織の力を高めていく存在です。
OJTトレーナーは研修を通じてその役割を理解し、コーチングスキル等を身につけることで、若手社員との信頼関係を構築し、相互成長につなげていきます。

人材開発部スタッフ

岡三証券は
一人ひとりのキャリアに
真摯に向き合います。

岡三証券は、一人ひとりの個性や想いに真摯に向き合い、教育・研修・配置などを行っています。「究極のサービス業」を通じて得られる経験や発見は皆さんの人生を実りあるものにしてくれるでしょう。自己成長を実感し、仲間と共に目標を達成する喜びを感じてください。