新しい時代へ導く。
2015年 大手インターネット事業会社・
大手インターネット証券会社に転職
2017年 改めて岡三証券へ入社 クオンツアナリストに従事
2020年 岡三証券グループ デジタル戦略部（R&Dグループ）
投資調査部 クオンツアナリスト 兼務
数理モデルで相場を分析する、
クオンツアナリスト。
数理科の出身で、相場の分析に役立つ数理モデルを機関投資家に提案する専門職クオンツアナリストを目指しており、岡三証券の面接の際に「うちでやってみないか」と言っていただき、2014年に岡三証券に入社しました。その後、大手IT企業等に籍を移しましたが、ホールセールのクオンツアナリストをやりたいと再び入社しました。現在は、機関投資家・事業会社のお客さまに対してクオンツ・リサーチのプロダクトを提供し、ブローカーズポイント、発注の獲得に向けて取り組んでいます。
デジタル戦略部ではR&D（リサーチ＆デベロップメント）グループ長としてデータ分析を活用しながら会社が抱えている様々な課題に取り組んでいます。私の専門は自然言語処理で、人が発した言葉を数値に変換し、様々な目的で分析することをストロングポイントとしています。たとえば、研修後のアンケートなど社内で開示されている文字情報をもとに、成績優秀者にはどのような行動、言語の特徴があるかなどを分析することができます。従来は、財務データのように数値化されたものでしか会社の力を評価できませんでしたが、今後は言語や知識のように数値化できない様々なものを分析し、評価の指標にできる時代がやってくるでしょう。究極でいえば、人間が目や耳で捉えて判断していることに近い数理モデルが、将来的に出来上がってくるのではないかと私は思っています。
新しいことを学ぶ
意欲をもった人材が必要。
一度、外の世界に出てから当社に戻った私からすると、岡三証券の良い点はやはり人情味があるところだと思います。たとえば、他社では一度、何かに失敗すると二度目はないのが普通でしたが、当社の場合、「次はがんばれよ」ともう一度チャンスをくれる風土があります。私たちが取り組む領域はまさにトライ＆エラーの世界で、失敗から学ばないと前に進まないので、その点は非常に良い環境だと思います。
しかしながら、金融や証券の会社はどこも同様ですが、理系人材が少なすぎるという課題を抱えていると思います。世界経済が大きく変化している今、従来の戦略が通用しなくなってきており、いずれの会社も新しい切り口を生み出していかなければ生き残れないといわれています。他にはない新たな技術や手法を開発するには、科学的思考をもって、新しいことをどんどん学んでいく意欲をもった人材が必要です。まず、積極的に理系人材を増やして学術研究を活発化させ、学会発表を行うなど、たくさんのトライを積み上げていくべきだと思います。また、様々なバックグラウンドを持つ社員同士のコミュニケーションを促進させて、新しいことを学ぶ意欲や挑戦する機運をより高めていくことも重要です。岡三証券で働くことに対するモチベーションがもっと高まるような仕組みを社内に作れないかと考えています。
数学を使って自己表現したい人、集まれ。
私が取り組むクオンツ・リサーチのプロダクツは、主に機関投資家のお客さまの要望や期待を詳しく聞き出し、それをもとに人間の思考や行動を詳しく観察し、数理モデルに落としていく、ある意味、とても人間的な仕事です。数学を使って自分を表現してみたいと思う人は、ぜひ当社に来て、私と一緒に新しいことをしませんか。
Schedule
| AM | 出社 午前はデスクで数理モデルを作る時間。論文の読み込み、プログラミングなどを行います。 |
|---|---|
| ディスカッション準備 午後からの機関投資家対応の準備を行います。 |
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| 部門ミーティング 役員・部長・次長が参加し、情報共有・方針の確認などを行います。 |
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| 顧客との打ち合わせ お客さまのニーズ把握・提案などを行います。最近はオンラインでの実施が中心になりました。 |
| PM | 機関投資家ディスカッション お客さまを複数名お招きして、クオンツ・リサーチプロダクツに関するディスカッションを開催。 一時間の対話を3クール実施。 お客さまのニーズを直接お聞きできるだけでなく、プロダクツへの率直な評価をいただくことができます。 |
|---|---|
| R&Dグループミーティング デジタル戦略部R&Dグループで、各プロジェクトについての報告を受け、ディスカッションと進捗管理を行います。 |
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| 退社 退社後は、現在進めている研究や家族との時間にあてています。 |
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その「未来」が価値になる。
