投資のプロに付加価値を。
プロが求める「引き出し」を。
エクイティ営業は、国内外の運用会社、信託銀行、ヘッジファンドなどの機関投資家に向けて、金融商品のセールスを行う仕事です。その中で私は日本株のセールスを担当しています。さらに巨額の資金を運用するファンドマネージャーやアナリストに対して、当社のアナリストが作成したレポートや投資アイデアといった投資に役立つ情報を提供する。そして、提供した情報が有用であるほど、その証券会社の取引量が増える。リテールの仕事とは、一線を画すものだと言えます。
エクイティ営業における最大のポイントは、投資のプロフェッショナルがお客さまであること。その圧倒的な知識には常に驚かされますし、ニーズも人それぞれです。お客さまの関心事は何か。どのような情報を求めているのか。そこに、岡三証券のリサーチをどう活かすか。お客さま本位の提案をするために、頭を悩ませる日々が続いています。だからこそ、意識しているのは「幅広い引き出し」を持っておくこと。企業の動向や時事ネタはもちろん、社会のトレンド・サブカルといったマーケット以外の情報にも注目しておく必要があります。また、私たちが提供するのは、単なる情報だけに留まりません。お客さまと企業の対談をセッティングする。お客さまが注目する業界があれば、複数の企業を招いてイベントを開催するなど、企画力・実現力も求められることになります。
独自の提案で、「つかみ」はOK!
どれほど、よい情報であってもそれを「面白い」と思っていただけなければ、その仕事に意味はありません。大切なのは、岡三証券にしかできない独自の情報を提供すること。他社と同じような提案をしていても、機関投資家は見向きもしませんし、電話にも出てくれなくなることだってあります。たとえば、お笑いでは「つかみ」が大事などと言われますが、仕事の世界でもそれは同じ。関心を持っていただくための仕掛けが必要になるのです。
かつて、ベビー服の販売に強みを持つ小売企業の紹介をした際に、独自のレポートを追加しました。その企業の可能性を、知人のママさんたちの「声」を集めた資料を作成したのです。なぜ、その店で買うのか。どんな魅力を感じているのか。定量的なデータではわからない、企業の魅力と可能性を提示することで、お客さまから高い評価をいただけました。「面白い! いい情報をありがとう」。その言葉は、私にさらなるモチベーションを与えてくれました。
今後の目標は、エクイティ営業としてのレベルアップはもちろん、金融の知識や投資の魅力をさまざまな人に伝えられる存在になることです。同年代の友人と話してみると、まだまだ「投資は怖いもの」というイメージが拭い去れていません。投資のプロとして、そのメリットと必要性をしっかりと伝え、多くの人々の幸せづくりに貢献していきたいですね。
今の私があるのは、“岡三だからこそ”。
私は「人と話すのが好き」だったことから、営業職を志望していました。ただ、ここまでの専門性を身につけることができたのは、人をしっかりと見て、育んでくれる岡三証券だからこそだと思っています。会社の雰囲気を感じる機会はとても大事です。それぞれが納得のいく就職活動ができるよう、祈っています。
Schedule
AM | 出社 お客さまにメールでの情報提供を行います。 |
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部内ミーティング 部内メンバーが一堂に会し、情報共有などを行います。 |
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電話による情報提供 機関投資家は、きわめて多忙。タイムリーな情報提供を心がけています。 |
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株式の提案・フォロー お電話で情報提供を行います。こまめなフォローは「お客さま大事」の第一歩です。 |
PM | ランチ 社内でお弁当を食べることが多いです。時間に余裕がある時は外食します。 |
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投資家・アナリストとのミーティング オンラインでニーズのヒアリング・情報提供などを行います。 |
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提案資料作成・イベント企画など お客さまに提出する資料の作成、イベントの企画などを行います。 |
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セミナー・勉強会 さまざまな知識を得るために、勉強会に参加することもあります。 |
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退勤 平日はまっすぐ帰宅。読書・ヨガなどインドアでできることをして、生活リズムを崩さないよう心がけています。 |