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ら行
利食い
りぐい
取引を行なった際、含み利益が発生したときに利益確定を行うことを指します。
リスクプレミアム
りすくぷれみあむ
投資家が取ったリスクに応じて利回りが上乗せされている部分のことを指します。基準は無リスク資産と呼ばれるコールレート(銀行間における超短期の金利レート)などが使われ、証券利回り=コールレート金利+αのαの部分で、証券利回りと無リスク金利の差がリスクプレミアムに当たります。
リバランス
りばらんす
ポートフォリオ(運用資産を総括したバスケット)による運用比率を、決定した比率に戻す操作を指します。例として株式8割・債券2割で運用すると決めていた資産群が、相場状況の変化によって株式9割、債券1割の評価額になったとします。これを当初決定していた比率に戻すのがリバランスです。また、近年ではファンドや投資信託などにおいて組み入れ銘柄を見直し、より良い安定性と収益性を目指す操作もリバランスと呼ばれることがあるため、必ずしも資産比率の調整を行う操作だけを指すものではなくなってきています。
連結決算
れんけつけっさん
子会社や関連会社を持つ企業が、それらの企業をひとつのグループにまとめて行う決算のことです。企業グループの全体像を知るためには単独決算だけでは状況認識が正しくできないため、グループをひとつの企業として捉えて決算を行うことによって全体像の把握につながるとされています。どの範囲まで連結対象に含めるかは、会計基準に則って決定します。
ローソク足
ろーそくあし
ローソク足は、株価などの動きを表すチャートの一種で、始値、高値、安値、終値によって形成されるものです。四角形で表される形がローソクに見立てられるため、ローソク足と呼ばれています。このローソクと呼ばれている四つの値段を表したものを並べて、チャートを作成していき分析する事によって、相場の先行きを予測しようとするチャート分析に用いられています。
ロールオーバー
ろーるおーばー
ロールオーバーとは乗り換えを意味しています。たとえば、先物取引のように期限があるものに対して、取引最終日に一度決裁を行って、次の期限のポジションに乗り換えることを指して言います。
ロスカット
ろすかっと
一定の評価損が発生したときに、さらなる損失拡大を防ぐために行われる強制決済のことを指します。相場が大きく変化したときには、想定以上に損失が膨らむ場合があります。そうした場面で、損失がそれ以上膨らむのを防ぐために発動されます。
ロックアップ
ろっくあっぷ
企業が株式を新規公開した直後に会社関連の株主が一定期間、株式市場で持ち株を売却できないよう公開前に契約する制度のことです。対象となる株主は、創業社長や会社役員、大株主、ベンチャーキャピタルなど、公開前の株主です。