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OTC
ＯＴＣ
OTCとはover the counterの略です。多くの場合、株は証券取引所を介して取引が行われています。しかし、一部の銘柄や債券の場合には市場を介することなく取引が行われることがあります。このように、市場を介さずに売り手と買い手が直接取引を行うことをOTCと呼びます。（相対取引ともいいます）
PBR（株価純資産倍率）
ＰＢＲ（かぶかじゅんしさんばいりつ）
PBR（Price Book-value Ratio 株価純資産倍率）は、PER（株価収益率）と並んで株価を評価する代表的な指標のひとつです。株価を「1株あたりの株主資本」で割り、株価が帳簿上の1株あたりの純資産に対して何倍になるかを表します。株主資本と純資産は同義語で、言い換えれば会社の資産に占める株主の持ち分です。
PER（株価収益率）
ＰＥＲ（かぶかしゅうえきりつ）
PER（Price Earning Ratio 株価収益率）は株価を評価する代表的な指標の1つで、株価を1株あたり純利益」で割って計算します。単位は「倍」で、現在の株価が、その企業の1つの決算期での利益の何倍になっているのかを示します。各銘柄のPERだけではなく、市場平均のPERの水準で相場全体の過熱感を計ることもでき、投資家に重視されている指標の一つです。
ROE
ＲＯＥ
Return On Equityの略で、自己資本利益率のことです。ここでいう「自己資本」とは、貸借対照表上にある「純資産の部」にある「株主資本」のことをいい、新株予約権や少数株主持分を抜いた金額です。投資家から調達した資本に対し、どれぐらい利益を上げているかを計る指標がROEです。当期純利益（親会社株主に帰属する当期純利益）を自己資本で割って算出します。
RSI
ＲＳＩ
RSIとはアメリカのJ.W.ワイルダー氏によって考案された指数です。Relative Strength Indexの略でRSIと呼ばれています。日本語では相対力指数といった意味になります。ある一定期間内の上げ幅の合計÷（上げ幅の合計+下げ幅の合計）で算出し、一般的には25パーセント以下が売られ過ぎ、70パーセント以上からが買われ過ぎといった使われ方をします。
SEC
ＳＥＣ
米国証券取引委員会、英語でU.S. Securities and Exchange Commissionの略がSECです。アメリカ連邦政府の機関で、株式や公社債等の証券取引を監視する役割です。
SQ
ＳＱ
特別清算指数（Special Quotation=SQ）の略称です。株価指数先物取引において用いられます。商品のある先物取引では、決済最終日にお金を払って現物を引き取りますが、現物がない株価先物指数取引では抽象的な指数を取引対象とするため、決済最終日にお金を払って現物をやりとりすることができません。決済期限で決済するための価格が特別清算指数です。この指数は3月、6月、9月、12月の第2金曜日に算出され、その日をSQ算出日と呼びます。
SRI
ＳＲＩ
SRIとは、Socially Responsible Investmentの略で社会的責任投資という意味があります。企業が社会的な責任を果たしているかといったことに注目して、投資するべきかどうかを判断する投資行動のことです。
TOPIX（東証株価指数）
とぴっくす（とうしょうかぶかしすう）
日経平均株価とともに、投資家が投資の際の大事な指標にしているのがTOPIXです。日経平均は日本を代表する225銘柄の株価を基に計算されますが、TOPIXは東証一部上場の全銘柄の時価総額の動きを表したものです。1968年1月4日の全銘柄の時価総額を合計したものが基準で、これを100として日々の時価総額の割合を東京証券取引所が算出しています。時価総額が大きい銀行株などの動きに影響される面はありますが、東証一部上場銘柄のすべてを対象にしているため、市場全体の動きを的確に示す指標と言われています。