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仕組債とは、元本や利金が、参照対象とする株価、為替、その他各種指数など価格変動のあるものに連動する債券です。
利金の支払い方法、ならびに償還方法などの条件を色々な形で設定することにより、好利回りの債券を作り出せる一方、流動性(換金性)の低さなど仕組債特有のリスクも伴います。
仕組債の参照対象は、株式・株価指数、為替、金利、コモディティなど多様です。また、参照対象の値動きに応じて元本の償還方法が変わったり(他社株式転換債など)、利金の水準が変動したり(デジタルクーポン債など)、各商品ごとに様々な条件が設定されています。
以下では、仕組債の一例として、EB(他社株式転換債)についてご説明しています。
EB(他社株式転換債)
EB(Exchangeable Bond)
EB(Exchangeable=転換可能な、 Bond=債券)とは、その名の通り、基本的には債券としての性格を持っていますが、満期償還前の評価日の状況によって株式に転換される可能性がある債券です(他社株転換条項)。
転換される可能性がある株式はあらかじめ決められており、「対象株式」と言います。「対象株式」は金融商品取引所に上場している株式の中から選ばれます。
EBの発行者は海外の政府系または民間の金融機関であり、海外で発行される円建ての債券です。EBの最大のメリットは、低金利の円貨建てにもかかわらず、高いクーポンを得られることです。
また、岡三証券取扱いのEBは、「早期償還条項」が付いており、状況によって、満期を迎える前に償還される可能性があります。「他社株転換条項」と「早期償還条項」の2つの条項により、償還のパターンは以下の3つとなります。
EBのリスクは株式償還となった場合、元本割れの可能性があることです。
- 上記の記述は、2013年5月現在の弊社取扱い商品を前提に作成したものです。
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